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​教育の「最適化」

現在、池田学院では「個別指導」中心の学習指導を行っています。

開塾当初は「集団授業」による指導を中心としていましたが、子どもたちにとって理想の学習環境を追求していくうちに、今の形になりました。

それは池田学院にとっての「最適化」です。

同様に、勉強をする生徒一人ひとりについても、理想の学習環境を追求していくこと、すなわち「最適化」は必要です。そして、それは生徒本人とその周囲全体で当然のこととして行わなければなりません。

現在、子どもたちを取り巻く状況には多くの問題があります。

現代教育の発展とともに、このところ特に顕著になってきた傾向があります。それは、子どもたち個人が最適化を検討するための「時間と余裕がない」ことです。

子どもたち自身が中心となって学習環境の最適化を図ること

かつてはそれが「勉強」だったはずです。

しかし、社会の発展とともに、それを自分で行わないで他人に任せてしまう仕組みが発達してしまいました。何もかもを「塾」や「家庭教師」に決めてもらうような勉強はその典型といえます。

塾や家庭教師などの教育産業に自分の最適化を代わりにやってもらうこと。

それで受験を乗り越えることができてしまいます。

 

いつのまにかそれを「勉強」と呼ぶようになってしまいました。

同時に、自分で自分の「最適化」を考える視点が失われ始めます。

小さいころから最適化を意識して育ってきた子どもは、そのような環境でも大事な視点を見失ったりしません。しかし、させられる勉強だけの中で育った子どもは、作業をこなすことが勉強だという錯覚を起こしてしまいます。そして、目の前の「結果」(=テストの点数)ばかりを気にするあまり、勉強の「過程」を改善することを知らずに、時間と労力だけで乗り越えようとします。さらに悪いことに、学校や家庭までが、時間と余裕をなくすほどに頑張っている子どもの姿をほめたたえたり、先生の示した通りでない自分なりの方法を工夫しようとしている子どもを否定したりします。その結果、素直に大人の言うことを聞いてコツコツ努力する子どもほど、目前の結果や評価と引き換えに、時間と余裕を失ってしまうという皮肉な現象が「勉強」の名のもとに繰り広げられるようになってしまいました。

​大切な子ども時代をそんなことですり減らしてはなりません。

まずは視点を変えましょう。

次に自分の学習スタンスを自分のアタマで考えながら「最適化」しましょう。

その先にあるものが、あなたにとって最適な自分の人生…

応援します。自分で「最適化」できる人生を…

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